グロくてすみません、と自然界は言ってくれません
ウチの車の後輪の下で、ネズミが死んでいるのを発見しました。
我が家には、アパートの駐車場の、入り口から二番目に近いスポットが割り当てられていますが、そんなところでネズミを見たことなど今までに一度もありません。
いや、このエリアには、ネズミの一匹もいないだろうなどとは思っていません。
ネズミが行ったり来たりするくらいでは驚きやしないのですが、よりにもよって自分の車の下で潰れて死んでいるというのは、まったく予想外の出来事でありました。
ネズミの死骸は20センチほどあり、ウジウジ蛆虫がわいていました。
グロくてすみません。とは、自然界のほうは言ってくれません。
ダンボールで掬って、ゴミの日にそのままポイされるゴミ箱まで運びました。
地面に残った蛆虫は、放っておくことにしました。妻も僕も風邪気味で、気力が十分に出せなかったのです。
あのネズミは、妻か僕かのどちらかが、数日前に気づかずに轢き殺してしまっていたのでしょう。
害獣として駆除されかねない対象であるとはいえ、無駄な殺生をしてしまいました。おそらく。すまぬ。
しかし、昨日の知人の死といい、今日の出来事といい、風邪のせいで続いている倦怠感といい、なんとも「おぞましい ・ ムカつく ・ ムカムカする ・ ファッキンな ・ 反感をおぼえる ・ 気分が悪くなる ・ 気分が悪い ・ 嫌悪感をもよおす」週末になってしまいました。
「ファッキンな週末」か。
そこまで酷くはないと思っていますが、幾分かはそうなのかもしれません。