じんじんする日々

気をつけているつもりでも、その「つもり」が及ばないところで、じんじんは日常的に生産されてしまう

トレーニングとリストバンドの話

突然、大学からメールが来まして(メール自体はあれこれのアナウンスのためによく来るのですが)、「あなた、必須のオンライントレーニングをまだやってないの? すぐにやるようにしてください」と言われました。

あ、そういえば、そんなことも言っていたなぁ。ぼくはそんな風に受け止めたのですが、さらに詰られるのは嫌なので、この二日間、他の宿題を後回しにしてがんばって取り組みました。

このオンライントレーニングは思ったよりも長尺で、一時間以上 x 3回くらいの時間は費やす必要がありました。

最初は一言一句読み逃さないという具合に、じっくり取り組んでいたのですが、こんなペースでは二日がかりでも終わらないぞという焦りから、途中でクリックにクリックを重ねて驀進させる方法にシフトしました。それでも、合計で4〜5時間ぐらいかかったでしょうか。

結構、ヘヴィな課題でした。

トレーニングの内容は、新大学生に向けたモラル教育といったもので、私のようなおじさんには、おいおい、数十年遅いよ、という内容のものも多かったのですが、それはアチラのせいではございません。コチラの特殊性に起因するものですから、粛々と作業を進めさせていただきました。それに、しっかり読んだら、勉強になるところもありましたしね。

トレーニング項目は、

  • セックスについて
  • ドラッグについて

の二本立てだったと思います。大学生といえば、これですね。

 

セックスの章は、「男のカラダ・女のカラダ」というような話ではなくて、ワンナイトラブについてと、セクシャル・アビューズについて、が中心でした。

ワンナイトラブはダメというわけじゃないけど、やってみると、あんまりいい気分のするもんじゃないんだよ、という話でしたね。

あと、大げさに言うのと、大げさに捉えるののコンビネーションでもって、実際以上に「私は取り残されている」という軽度の強迫観念みたいのを抱えがちということでした。

大学在学中に5人以上とセックスする人というのは、全体の一割にも満たないのだそうです。

え、なんですか? それは少ないですね、と感じろというのですか? なんて風に、私なんかは反応してしまうのですが。

 

ドレッグのほうは、アルコールの話と、マリファナ、エクスタシー、LSD、コカイン、覚醒剤などが一緒に語られていました。

依存度で並べると、アルコール、マリファナ、LSDの順(強→弱)だ、なんてことも学びました。

あと急性アルコール中毒は危険だから、症状が確認されたらすぐに911に電話しましょうということも、繰り返し伝えられました。

 

そんなオンライン講習を受けていて思ったのは、ウェアラブル端末で、血中アルコール濃度を測れたら、昔の自分より遥かに賢くアルコールと付き合っていけそうだぞ、ということ。

大学生が飲み会に行って、自分の許容量以上のお酒を飲んで、気持ち悪くなって、吐きたおすというのは、まぁ、あってもしょうがないことだと思うのですが、そのときにウェアラブルでもって、血中アルコール濃度の上下を観測していれば(翌日にでも)、対アルコールのかしこ度の上がり方が大分ちがってくるのではないかと思ったのです。

いや、実際、そういう取り組みってすでにあるんだろうなと思って検索してみたら、やっぱりありました。

 

www.dtod.ne.jp

jp.techcrunch.com

 

私はすでに、フィットビットを日々装着しているので、今さら、血中アルコール濃度を観察するために、それ専用のリストバンドをもうひとつつけるという気持ちには、なかなかなりません。正直なところ。

だけど、私のクラスメイトであられる、うら若き諸兄諸姉にはぜひオススメしたいものだと考えるのであります。

で、よかったら俺も買うかもしれないから教えてね、と(←ちがう)。

まぁ、私は吐くまで飲むような機会が、基本的にもうありませんので、喫緊の必要性というのは感じておりませんが、仕事の付き合いなどで、そのような激しめの生活を送っているという方は、検討されてみてもいいんじゃないでしょうか。

しかし、いくらくらいするのかな?

ん、あれ?

まだどちらも広く出回っていないのでしょうか。サイトを覗くと、Wait List に登録せよ、というようなことを言われますが。

 

www.bactrack.com

www.proofwearable.com