久しぶりの雨が降って、樹木希林さんウォッチ
今朝、久方ぶりの雨が降りました。
とはいえ、8時過ぎにはピタッと止んで、それ以降は雨が戻ってくることはありませんでしたので、ほんの束の間、大したことのない雨量だったのですが。
調べてみると、観測された雨としては、5月30日以来のものだったようです。
6月、7月、8月、9月とまるまる四ヶ月間、雨がただの一滴も降らなかったのです。そりゃ、山火事も起こるわな。
さらに、今日と同じくらいの雨量(「あ、雨降ったな」と思えるくらいの雨量)を計測した日となると、4月16日まで遡ります。だから、五ヶ月半の間、ほとんど雨が降っていなかったのです。
いつもは、ただでさえ不足している行動力がしなびてしまうので、雨降りの日って私は嫌いなんですが、今日はさすがに「ああ、大地を濡らす雨が降ってくれた」という具合いに、自然と感謝の気持ちが湧き上がってくるのでした。
そんな行動力がしなびがちな日に、私は樹木希林さんの過去の映像や追悼番組をいくつもウォッチしてしまいました。
テレビを通して見ただけなので、簡単に感想を書くことも憚れますが、やっぱり私もああいう人になりたいと、思うのでした。みんな思うでしょう。ああいう気高い人に憧れるのです。
いろいろ見て、たくさん教訓をもらいましたが、ひとつを選ぶとしたらこちらです。
こちらの記事に紹介されている、長女也哉子さんの遺族代表のあいさつより。
『おごらず、人と比べず、面白がって、平気に生きればいい』
エッセンスが詰まっとります。
こういう信念でもって、何かと不自由な外国の地でも、人間をやっていけたらいいなと思うのです。
合掌。