仕事場での倫理基準がおかしくなっている
学校の課題で、仕事場での倫理問題というところをかじっていたのですが、その中でちょいとハッとしたことがあったので紹介します。
「仕事場での倫理問題」にはいくつかの種類がありまして、そのうちのひとつが「雇用者による虐待」というものなのですが、その下には以下のような項目が並んでいました。
- アウトソーシング
- 工場閉鎖
- フリーランス(独立請負人)
- ランキズム(職位乱用)
- 身内びいき
はい。学校の授業の一部ですから、苦手な人もいるかもしれませんが、ひとつひとつ一緒に見ていきましょう。
(1)まず、アウトソーシングは、国内でまかなっていた業務を、コストを下げるためにより安価な諸外国へ移設することですね。そこでは特に子供の就労や、最低賃金以下での労働が問題になっています。
(2)工場閉鎖は、たとえば自然災害などを被ったときに、保険金を使って工場を立て直すのではなく(労働者の職を守ることなく)、工場を閉鎖してそのお金をいただいちゃうというケースを言います。
(3)えーっと、次のが私には衝撃的だったのですが、雇用者を個人事業主と見做すことで、税金の支払いや、福利厚生にかかるコストを避けるという行為ですね。雇われる側は、福利厚生を受けられないだけでなく、組合にも入れないし、残業代も出ないということになってしまいます。
これとフリーランスとの線引きがわかりませんが、きっとフリーランスってことごとくこーなんではないか、と思って衝撃を受けたというわけです。フリーランスとしての雇用形態は、場合によっては、見方によっては虐待と考えられるようです。
(4)「ランキズム」という言葉は知りませんでしたが、「職場での上下関係を使って、虐待や差別、搾取を行うこと」だそうです。日本で見受けられるいや〜な上下関係は、だいたいこれに当てはまりそうです。これもアメリカでは、倫理警察に捕まる案件だそうです。
(5)最後は、身内びいき。特に採用や昇進に関して。これも広く見受けられますね。
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ひととおり習ってみて思ったのは、どうも自分の中の倫理基準がへたっていたようだな、ということです。
私なんて、だいたい搾取される側の底辺しか歩いたことがありませんが、そんなやつの脳内で倫理基準がへたっているということは、企業さんはやりたい放題できる状態(だったん)だなと思われるのでした。
そんなんじゃだめですね。立ち上がるんだ、社会の底辺のクソどもよ!