じんじんする日々

気をつけているつもりでも、その「つもり」が及ばないところで、じんじんは日常的に生産されてしまう

MacBookのバッテリー交換で、ふたつの失敗をした

長年使っているMacBook PRoのバッテリーを交換しました。

普段使っている分には、とくに不便を感じていませんでしたが、「もうバッテリーが死んでるよ」とMacさんが言うので、Amazonで交換用バッテリーを購入して、本日交換したという次第です。

購入したのはこちら↓

www.amazon.com

理由はただただ安かったから、です。

$27.99。送料も取らず、このお値段です。もっと探せばさらに安いのがあったかもしれませんが、私にはこれで十分でした。

MacBookのバッテリーを交換するのは今回で2回目でしたが、念のため、YouTube動画でやり方をチェック。

 


How To ... Replace 13" MacBook Pro Battery

 

実際に見たのはこのビデオではなかったのですが、こういうやつです(さすがにもうちょっとマシでした)。

基本的にスクリューを12、13本外して付けるというだけの簡単な作業なので、工具さえあれば本当に誰にでもできます。そんな作業に対してよくチュートリアルを作る気になるもんだと感心します。

とはいえ、私のような人間が再生するのが理由なのですから、感謝しかないのですが。

私が確認したかったのは、どうやったら体に帯電している静電気を放出できるかというところだったのですが、そういうティップスはカバーしてくれませんでした。

 

tg-uchi.jp

ああ、こういう記事を検索すればよかったんですね。

そのときは自分がいったい何を求めているのか、いまいちわからないでグーグルしていました(それで役に立たないビデオを数本見ていたわけです)。

なるほど、体に帯電している静電気を放出するには、地面や壁をタッチするのがいいようですね。「コンクリートや土、木など」の壁を触るというのが重要で、「金属やプラスチックの素材では、効果は期待できません」とあります。勉強になります。

私はしかし、金属を触るのがよさそうだ、という間違った思い込みで静電気を放出した気になった(しかし放出していない)状態で作業に取り掛かりました。

さいわい、とくに困ったことにはならず、バッテリーの交換が無事完了し、現在そのMacBookで快適にブログを書いているというところです。

   *   *   *

MacBook裏蓋をパカっと開けると、そこはほぼ密閉空間ながら、積年のほこりがあちこちにくっついていて、汚ねえのですが、ここでも私は「静電気が走ったらMacBookが頭おかしくなってしまうかもしれない」という恐怖から、腰が引けた清掃しかできないのでした。

ちゃんと事前にグーグルしておけばよかったのですが、そういうライフハックには考えが及びませんでした。

私には、後の祭りですが、簡単にサーチしてみました↓

 

www.seikatsu110.jp

 

なるほど。静電気でパソコンが故障することはある、もしくはよくあるということなので、それを恐れて慎重になったというのはよかったことのようでした。

しかし、この記事によると、ほこりが溜まっていると静電気が発生しやすいから、こまめに掃除することが大切だということです。掃除をするのに使うのは、乾いた柔らかい布(とかエアダスター)。

これも、知っていたらもうちょっとキレイに掃除していたのになーと若干後悔する思いです。いえ、今からもう一度裏蓋を開けて掃除しようというほどの思いはないのですが。

   *   *   *

ということで、「誰にでもできる簡単な作業」のなかで、ふたつ、小さな失敗をしていました。

  • 放電の仕方を間違っていたこと
  • 掃除の仕方を知らなかったこと

もし、チュートリアル動画を作るのが趣味・仕事だという方がいらっしゃいましたら、「MacBookのバッテリーを交換する方法」というムービーを作る際は、どうぞ、上の2点もカバーするようにしてください。

私のような人間を救うことができるし、世のお馬鹿ムービーと差別化をはかることができます。

きっと非お馬鹿ムービーもすでにあるので「差別化」というほどの効果は期待できないだとか、私のような人間は必要なムービーにたどり着けないわけだから、親切ムービーを作っても意味がない、などと悲観するのはやめてください。

私のような人間を救える可能性が上がるのです。世の中がほんの少し、住みよくなるのです。信じてください。さようなら。