じんじんする日々

気をつけているつもりでも、その「つもり」が及ばないところで、じんじんは日常的に生産されてしまう

サマータイムによって生じたエクストラアワー  どうしようか

サマータイムが終わって、今日は一日25時間の日。

一日が長くなるほうの変更はアジャストしやすいと言われていますが、なかなかどうして、体内時計のズレを修正するのって簡単なことじゃありません。

私たち家族は今日一日を一時間ズレた感覚のまま、なんとか調整しようとしていたのですが、晩御飯を食べ終えたのが午後6時で、娘の就寝が午後8時半。やっぱりいつもより一時間早い推移になっていたのでした。

そうなんです。大人には一時間余計にぐうたらすることくらい簡単なことなのですが、サマータイムという人工的な時間調節の事情を理解しきれていない子供には、むつかしいことなんです。

一時間早く就寝した娘の起床時間が、また一時間早いであろうことは明白です。

私もこのボーナス時間を遊びに浪費するのではなく、早寝早起きをして、娘の活動に対応することを目指すのが、きっと生活マネジメント上では正解なのだろうと思うのですが、そうはなかなか行動できないのがつらいところです。

だって、ボーナス時間の浪費って、楽しいことですから。

日本の(東京の)オリンピック開催に向けたサマータイム導入の案は、消滅したというようなニュースを先日読んだ記憶がありますが、そこまでの議論の中で、時間を人工的に調整すると、仕事の効率がぐんと下がるということが証明されている。日本社会には、現状そんな余裕はない!というような話があったように思います。

それに関して、実感値で話してみると、まさにその通り、時計を一時間早めるときも、戻すときも、どちらも時差ボケにやられます。一時間くらい、というナメた態度がこれまたダメなんですよね。

ボヤッとした疲れが数日間、体にまといついて離れなくなるんです。嫌なもんです。

そのくらいわかるようになってきたのだから、時間を動かした日は、早めに眠るようにして、万全の準備をして挑めば良さそうなものなんですが、本日現在、それができるほど、かしこくはないみたいです。私。

サマータイムが終了すると、当たり前ですが、外が暗くなるのがグッと早くなります。なんか、寂しい感じがするものです。

私がもっとも望ましいと思うサマータイム案は、通年サマータイムです。私は個人的に朝が強くないほうであるというのもあって、日の出が一時間遅くなっても、まったく問題を感じないのです。

もちろん、そういうお仕事の人、そういう生活のリズムを持っている人もいて、通年サマータイムが採用されたら不都合が生じるという方もいらっしゃるのでしょうけど、どの案でも、どこかで誰かの不都合が生じるわけで、ある程度は目をつぶっていただかなくはなりません。年に二度の時間変更をせずに済むようになるのですから、不都合を被るグループの方々の中にも、きっと賛成してくれる人はいるんじゃないかと踏んでいるんですが、どうなんでしょう。

日本でも、冬は暗くなるのがメチャクチャ早いじゃないですか。だから日本でこそ試してもらいたいんですよね。通年サマータイム制度。まぁ、あるわきゃないんでしょうけども。