サケの生態を学んで、サンクスをギビングした
ジオグラフィーの課題で、生活圏の環境問題についてのレポートを書かなくちゃならないのですが、ここ数日間、あれこれの記事を読み込んだことで、サンフランシスコベイの湾内の問題のあれこれを、そこでの生存が危機にさらされているキングサーモン(別名・シヌークサーモン)を軸に書いていくことに、決めることができました。ようやく、構えが定まりました。
結構、独創が強いかもしれませんが、同じようなつまらないエッセイをたくさん読まなくてはいけない先生にはよくよく喜んでもらえる独創性を盛り込むことができるんじゃないかと、すでに自負しているところです。
で、メインの知識ではないのですが、少しはサーモンの生態についても学ばなくてはという思いで、YouTubeを探してみたところ、なんだか古い番組の録画映像が出てきました。
1995年12月の放送だったようです。まるまる23年前くらいですね。
一時間番組で鮭について、いろいろ知らなかったことを学ぶことができました。私の課題エッセイは1000文字以上という短いものなので、ほとんど盛り込めないでしょうから、ここで覚えている知識を箇条書きにすることで、脳内のどこかしらに刻み込めればいいなと企んでおります。
・・覚え書き・・
たけしの万物創世紀「サケ ~未来への伝言~」
(1995/12/05) より
- サケとマスは同類だ。もしくは分類がごちゃごちゃだ。
- 川で生まれたサケの子供のうち、海に出るのと出ないのがいる。ざっくり言うと、海に出るのがサケで、川にとどまるのがマスとなる。
- 川のほうが敵が少なく安全だけれど、海のほうが栄養が豊富。実際、海に出た個体は出なかったものよりも3倍ぐらい大きく育つ。
- とはいえ、淡水魚が海水に適用するのは簡単ではない。
- 普通は、水圧の違いか、塩分の取りすぎにより死んでしまう。
- サケは海水を体内に取り込んで水圧の違いに対処しつつ、塩分をエラから分離排出する術を身につけた(つける)らしい。
- サケの子供は最初2ヶ月間(だったか)は、誕生時に与えられる栄養だけで行きていけるらしい。
- しかしその後は、自分で食べ物を獲得しなくてはならない。で、川を下って行って、海に出るということになる。
- 海に出て大人になったサケは、日本からシベリア、アラスカのあたりを回遊するらしい。そして、3年半ほどたったところで生まれ故郷に戻る。メスオスともに。
- これ(故郷への帰還)は嗅覚を頼りにしているという説が有力のようだ。
- 川を遡上する過程で、赤味を帯びたり、コブが出っ張ったり、口や鼻がひん曲がったり、さまざまに変態していく(特にオス)。
- 川を遡上していく過程では、何も食べない。
- 産卵ポイントに到着すると、オスとメスがツガイになって(そのためのオス同士のバトルがある)、メスが穴を掘り、オスが急き立て、両者がならんで排卵&放精する。そのとき両者とも大きく口を開ける。
- ここぞ!というタイミングで割り込んできて放精していくオスもいる。バトルに負けたオスだとか、体の小さいマス系のオスがやる。
- メスは3度ほど排卵し、絶命する。オスは50回くらい放精するらしい。
リサーチ前は、オスも川を遡上してくものかどうかというところも知らなかったので、今日一日でかなり勉強できました。
外へ出るときは食べるけど、というか、食物を求めていくことで海に出るのだけど、帰ったときには何も食べないという部分は特に印象的で、エッセイにも反映させたいと考えています。
このエッセイの軸は渡り鳥でもよかったんです。でも、こっちのサーモンってうまいですからね。この機会にあれこれ勉強できたらおもしろいなと思ってキングサーモンを選択しました。
知識の地盤はもう十分固まったと思うので、あとは書いていくだけです。スムーズにいってもそこにだいたい2日くらいはかかります。その後、推敲したりしなかったりして提出です。見えてきました。
おっと、ハッピーサンクスギビング!
今日は、義理の両親とともに、トラディショナルなサンクスギビングディナーを囲んだのですが、そんな日にも宿題のためのリサーチに取り組ませてくれた妻と(娘と)ご両親に感謝です。