じんじんする日々

気をつけているつもりでも、その「つもり」が及ばないところで、じんじんは日常的に生産されてしまう

ゴミ処理場はないけど、セールスフォースタワーがそびえる町

さて、課題のレポートです。

2本抱えているので、なんとか片付けられるようがんばって取り組むというのはもちろん、ある程度、見切りをつけて完成にもっていくというテクニックも必要になってきます。

今日は、テレビを見てしまったり、はてブを読んでしまったり、多分に脇にそれながら、締め切りの遠いほう(水曜締め)のレポートの準備作業をしていました。リサーチ段階ですね。

こちらのほうは、ビジネスの授業の課題なのですが、ある程度自分でテーマを選択できる様式になっていたので、最初はちょっとアカウンティング方面を一度ここで試してみようかと考えていたのですが、このようにスケジュール的な余裕がなくなってしまったので、昔取った杵柄で、CEOの報酬問題について任意の会社にフォーカスしつつ、調べてリサーチするというテーマを選びました。

しゃっちょさんのこんぺんせえしょんとか、久しぶりだなぁ、という感じです。

ざっと見た感じでは、自分の知っているやつから、左程変わっていないように見えたので、言葉の使い方とか思い出しつつやれば行けそうかなという感触を得ています。

任意の会社には、Salesforceを選ぼうと思っています。

サンフランシスコに一番高いビルをおっ建っててる会社なので、地理的な繋がりくらいはあることと、会社の事業もある程度知っているということ、そして、今回はCEOと中央値従業員の報酬の割合という新しいメジャーを使ってレポートを書くことになっているのですが、その数値が今年は30(社長30対従業員1)であり、ストーリーをでっち上げるのにちょうどいい具合いだったからです。

Marc Benioffさん、あなたの報酬体系を題材に使わせていただきます。

 

で、明日は、締め切りの早いほうのレポートに取り掛かる予定です。月曜15時締め切りなので、切羽詰まってます。

こちらは私の好きなジオグラフィーの課題で、自分のゴミ排出量に関して、3日間調査をして、2ページのレポートを書けというものになっています。

木曜日から今日までせかせかメモを取ってきましたので、それを元にやれば、一日で書き上げられるだろうと思っています。月曜日にちょっとこぼれるくらいなら対応できるし。

まだメモに取っだだけなので、考えがまとまっていませんが、もっとも排出頻度が高いのは、ティッシュやペーパータオル、紙ナプキンという類のリサイクルできない紙ゴミでした。

あとゴミが出るきっかけになるのが、3度の食事ということもよくわかりました。朝食はだいたいパン焼いたりシリアル食べるくらいなので、ゴミも出なかったりするのですが、少しでも調理をするような場合には、確実にゴミが出てくるようでした。

食品のパッケージとか。

あ、そうそう。このゴミの授業で私が一番おどろいたのは、ここベイエリアにはゴミの焼却場っていうのがないということです。

前から、おかしいなー、どうしてだろうなーと思うことはあったのですが、こちらではゴミの分別に「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」という区分けがありません。

どうしてかなー、の答えはずばり、

ゴミを燃やさないから

だったのです。これはおどろきでした。ゴミは全部潰して埋めていきます。土地の広い国はちがいますね。

それでも埋め立てゴミを減らそうという試みはしっかりあって、対策としてはリサイクルと堆肥化(composting)をがんばりましょう、というものです。

目標は2020年までに州内のリサイクル率を75%にするというもの。すごいですね。かなりがんばるつもりです。

さらに、サンフランシスコに限れば、2020年までにゴミっつうものをなくすというのが目標になっています。どういう秘策があって、そんなプランになっているのか、私は寡聞にして知りません。

なにはともあれ、日本と外国では、ゴミ問題の前提条件がだいぶ違うかもしれないということは頭に入れておいて損はないでしょう。

日本の最新焼却炉では、プラスチックもどんどん燃やしていきましょう、ということになっていると思います。ビニール袋もがんがん燃やします。

一方、カリフォルニアでは、早くからビニール袋を禁止にしていましたが、こちらにはゴミ焼却施設がありません。つまりビニール袋なんていうのは、リサイクルできないものなので(と思うので)、全部埋立地に行くことになっていますし、そこで分解されにくいですし、風で飛んでいきやすいですし、そういう背景があってのことなんじゃないかなということを思ったわけでした。

だから最近、日本でビニール袋を廃止するというニュースを読んで、それに対して非常に多くの人が反対しているようでありましたけど、すでに廃止されている地域に住んでいる身としては、既得権を失うけれどそんなにつらいことじゃないんだよ、なんてそういう人々を諭すつもりで、正直、おったわけですが、この度、彼我のゴミ処理事情のちがいを知るにつれ、まぁ、まちがいはこちらのほうであったかもしれない、と思うようになったわけでした。

なんでカリフォルニアに最新ゴミ処理施設作らないんでしょうかね?

ダイオキシンまで燃やしてしまう、環境にいいっぽいやつ。

高いからでしょうか。

と、話が大いにずれていきましたが、明日もレポートにがっつり取り組んでいきますよー。

サッカー見てから、となりますが。そこはご愛嬌ということで。