じんじんする日々

気をつけているつもりでも、その「つもり」が及ばないところで、じんじんは日常的に生産されてしまう

バーチャルで軽い重力の世界へ行ってきました。という感じ。

年末年始で日本に里帰りをする予定なので、今日はそのスケジュールの調整で、あちこちに連絡していました。

で、夜中になってふと感じた全能感。

日本語だと、細かい機微を計りつつ、言葉の出し入れが可能なんだなぁ、ということに気がつきました。

いや、前から知っていたことですが、私の英語が不自由なのは昔から変わっていないところなのですが、言葉を、文化を含めた射程範囲でもって、これだけ自由に使えると、なんか幸福のうちに、いつも得意のままに、生きていけるような錯覚を得ることができたのです。

そうなんです。それもわかっていますよ。

日本に帰ったら帰ったで、そうそううまくはいかないってことは。

なんなら、私の人生が願ったほどにはうまくいっていなかったために、アメリカへ来ることになったのでしたから。

それでも、ネイティブ感覚の言葉のフルエンシーをひさしぶりにたっぷり堪能した結果、今日の私は気分がよくなっています。

宿の手配もしたのですが、カスタマーサービスも期待値の通り提供されるではないですか。

アメリカ生活においては、まだなお、私が求めすぎていたのかと自問する時間が続きますからね。

そういうモヤのない生活。重力が軽い世界のような感じに見えました。

まぁ、今度は3週間滞在する予定なのですが、その間にすぐにその重力が等身大になって、私の今の感覚は幻となっていくのでしょうけども。