じんじんする日々

気をつけているつもりでも、その「つもり」が及ばないところで、じんじんは日常的に生産されてしまう

日本で買うと9千円くらいするワインを

今度日本に帰ったときに、うちの妻をもてなすためのアイテムとして、うちの両親が赤ワインを各種用意してくれていたのですが、そこで判明したのは、日本ではワインが高いということでした。

私は、偏頭痛が出るようになったことがあって、それ以来、赤ワインを常飲することは避けているんですが、うちで妻が日常的にたしなむワインというのは、一本5ドルから9ドルぐらいの安いラインアップです。

まぁ、9ドルのやつは、お店が変われば、12ドルぐらいでも売っていたりもするのですが、それにしたって2倍です。

うちの父親がちょうど、妻が愛飲しているワインを2本購入してくれていたのですが、どちらも2500円ぐらいしたとのこと。こちらでは私たちは一本9ドルで購入しているワインです。

高いものです。

同じワインでも、日本で飲んだほうがおいしく感じそうな値段設定です。

まぁ、ちなみに一本はカリフォルニア産で、もう一本はアルゼンチン産なので、移動距離を考えると、価格が高くなるというのは致し方のないことだとは思うのですが。

ということもあり、今度日本に行くときに、一本30ドルぐらいのワインを4本ほど買ってきてくれないか、と頼まれました。みんなで飲もうじゃないか、と。

そんな折、ちょうど、妻が仕事の忘年会用にワインを手配することになりまして、担当者に相談したら、あとで給料天引きにするから、会社のアカウントを使って買ってもいいよ、という話になったそうです。

会社を通じて買うと(常連メンバーだから)3割引くらいのディスカウントがあるそうです。

なんか、いいじゃないですか。そのレートが本当なら、親父に日本で買うと一本8千円か9千円程度になりそうなワインを提供できることになりそうです。

私は、日本のウィスキーや焼酎のほうをより楽しみにしているのですが、それなりに値の張るおいしいワインというやつだって飲んでみたいですよ、そりゃ。

自分の価値観が市場価値にばっかり左右されるというのは好きじゃないのですが、こういうときは、そういうことは忘れて、わーい、高いワイン、わーい。と喜びの表情をたくさん浮かべるに限ります。

今から、そのときが楽しみです。