じんじんする日々

気をつけているつもりでも、その「つもり」が及ばないところで、じんじんは日常的に生産されてしまう

「もう二度と雨の夜は外出しない!」と娘が言った

今日は、週末はよくそうなるのですが、歩く機会が少ない一日でした。

そこで、夕飯を近所のメキシカンで食べることにして、そこまでの行き帰りで少し歩数を稼ごうということになりました。

外は雨が降っていて、コンディションはよくないですが、しっかり着込んで傘を持っていけば問題ありません。

雨で溶けるわけでなし(という英語ジョークがある)。

行きはよかったんです。

メキシカンレストランも、いつも通り、サービスの遅さが気になる店ではありましたが、おいしかったし、奥の席の女性がそこに花が咲いているかのようなべっぴんさんで、こっそり目の保養もしてきたし、総合的に言ってよい体験だったのですが、

帰りがこれ、大雨になりまして、

風も、高いビルの建っているエリアを歩くもので、ビュンビュン吹いてきます。

それで、娘がお気に入りの傘を壊してしまうわ、

ずぶ濡れになるわ、

風が容赦なく吹いてくるわ、

交差点の信号がなかなか変わらないわ、

で、一家揃って、なかなか惨めな気分を味わったのでありました。

「もう二度と雨の中の外出はしない!」

なんていう決心をしている娘をおぶって、家まで帰ってきました。

 

そんな日(と昨日作ったのもあるんですが)の三句です。

 

傘折れた 風神様の言うことにゃ

遺伝子や 生き方よりも 衝動だ

足下から 積み上げていく 正義あり