俺はこんなことで、日々ウジウジ&イライラしている
今日、学校から帰ってきて、ご飯を食べて、シャワーを浴びながらうじうじ考えていたこと。
- 妻との諍い。妻がやると言っていたこと(パーティ会場への最終人数の連絡)をやってないから、事態が悪化しているのに(あまり遅いと向こうの対応が大変)、「あなたがやってもいいんだよ」なんてことを悪びれもなく言いやがる。
ムカーッ!
早い段階で、「私は連絡する時間が取れそうにないから、電話してくれない?」などと頼まれていたら、話はちがったはずなのに!(英語電話大嫌いなのだけど) - 先生への恨み。俺の日本語名前が読みにくいからといって、出欠確認の際に、名前を呼ばずに済ませやがった。
ムカーッ!
いろんな人種、いろんな言語、いろんな文化が混ざり合ってるんだから、対応できないなら、そんなやり方にしなけりゃいいのに。 - 先生への恨み2。習ってないことを宿題で説明なしにやらそうとするな! ビジネス・プロポーザルの作り方なんて今までカバーしてねーじゃねぇか。ビジネスメールはどうやって書いたらいいか、なんてくだらねぇことをステップバイステップで取り上げたくせに、こっちのほうは丸投げって。どういう論理だよ。
ムカーッ!
説明を求めてもろくに解説できないみたいじゃないか。「悪い先生じゃないけど、経験不足が露呈している」「若い先生なのに教える内容に情熱を持ってない」とかいう悪評をオンラインで書いてやるぞ、ばかやろー(書かないけど)。 - ああ、俺は何を質問したいのか考えをまとめずに先生のところへ行ってしまったものだから、グダグダになってしまった。失敗した。それでも掬い取ってくれるようなことがあってもいいじゃねぇか。俺がやろうとしていたのは、説明のない専門的な箇所に関して、どれほどの期待値を設定しているのかということだったんだ。
どうやって資金調達の部分や、リスク管理の部分の予測を導き出すのかというところ。説明なしじゃ、素人大学生はろくなものをあげられないじゃないだろ。
バカヤローーーッ!
こんなくだらないことで、ムカムカして、しかもそのムカムカを引きずってしまうんだな。
きっと何度も腹立つことを思い出していくなかで、自分がもっともよく正当化される見方を見つけ出して、安心したいのだろうな。
……器が小さいですね。
仏教本を読みかじって、精進していきたいと思います。
全国有権者登録日「市民権を得ている人は、早めに登録してくださいねー」
Google Doodle が National Voter Registration Day になっていました。
ブログに書こうかと思ったら、すでに終了していたのですが、Time.com に関連記事を発見したので、ひとまずそちらを貼り付けておきます。
今年は11月6日に中間選挙があるので、特にそれに向けての注意喚起だという話になっていますね。
上院議員のうちの3分の1、下院議員全員が改選となる。各州の定めによるが、同時に、任期が満了した州知事の選挙、各自治体の公職に関する選挙、欠員が生じている非改選上院議員の補欠選挙なども行われることが通例である。
Wikipedia「中間選挙」
アメリカの選挙では、投票する前に事前に有権者登録というものをする必要があるそうです。面倒くさいですね。
実際、そのハードルを越えられないズボラな有権者も多いようで、対策を立てるならそんな設計にしないのが一番いいのですが、投票率が高くなったら困る政治家たちが、この制度を据え置きにしてきたということのようです。まったく政治家らしいですね。
私は今回、大学の授業でちょっとかじったということもあり、カリフォルニア州の州法の行方に興味を持っています。「Ballot Measures」というやつの行方です。
こちらの有権者登録の期限が、投票日の15日前の10月22日(月)だということです。
私はカリフォルニア州に住んでいますが、市民権は得ていないので、投票ができません。故に、どうしても他人事なスタンスになってしまいます。興味がないということの表明ではなく、よそ者であることの表明のためです。
市民権を得ている人は、早めに登録してくださいねー、というどれだけ価値があるかわからないアナウンスを載せておくのが今日の目的のひとつですが、もうひとつは、先ほども書いた、「大学の授業でちょっとかじった」ことに向けての助走をつけておくというものです。
当ブログには、大学の授業で書いたエッセイを二次使用しようというコーナーがあるので、そこで取り上げてもう一度考えてみたいと思っているのです。
住宅問題についてのエッセイです。
カリフォルニアの今を考えるのに、避けて通れないホットなトピックだと思います。
今度のBallot Measures でいうと、
Proposition 1
Authorizes Bonds to Fund Specified Housing Assistance Programs. Legislative Statute.(PDF)
Proposition 2
Proposition 10
このあたりには直接的に関わってくる問題です。
それをせっかくなので、今回の有権者登録が間に合うタイミングでやりたいと思っているのです。
ズボラな私なので、しっかりハードルを越えられるかわかりませんが。
ベランダから見る仲秋の名月が、明るすぎる。
月ってあんなに白いものだったか。無色にも見える。
光の輪郭がぐわんぐわんしているのは、私の血流のせいか、太陽プラズマのほとばしりのせいか知らない。
私の眼輪筋あたりの血流が、月に映じている太陽プラズマの影響を受けて、ぐわんぐわんしているんじゃないかと思えてくる。
それは、あんまり風流なもんじゃない。
もっと直截的なメッセージだ。
学校の宿題、うまくやれよってことではない。
いいところに就職しろよ、ということでもない。
もっと根源的だ。
自分には、宇宙エネルギーとしての使命、みたいなものがあるんじゃないかっていうような、体の奥底まで照らしてくるような鋭い光だ。
もう少しまた、外に出て見てみよう。
自分の中の何がキラリと呼応するのか、ひとつじっくり眺めてみよう。
Yahoo!ニュースがネタバレする問題
セメスターが始まって4週目という周期のせいで急に積み上がった宿題の山も、家族に迷惑をかけながらですが、なんとかいいペースでこなすことができたので、テレビっ子の私は、一息ついてキングオブコントの録画映像を見ていました。
3時間でしたか。がっつり視聴しました。
しかし、なんですね。こんな便利な時代になっても、先にうっかり結果を知ってしまうという昭和的なアクシデントがまだ結構な頻度で起こり得るということが、私は悲しいですよ。
Yahoo! Japanさん。
あなた、なんでこういう大会の結果をニュースの題名に載せちゃうのでしょうか。
それで私は、これまで何度もガッカリさせられてきました。今時、そういう配慮のないやり方では生きていけませんよ(願望視点でイチャモンをつけております)。
実際、私の好きなプレミアリーグのハイライト映像サイトは、映像を見る前に試合のスコアを出してしまわないよう、使用者に優しい設計になっているし(これぞ世界基準)、こんな私のブログでさえ、「ネタバレあり」※ だとか「Spoiler alert」なんていうカテゴリーを作ってできるだけの注意を払っている(俺ぞ世界基準)というのに、Yahoo! Japanさん。
あなた、そのやり方では早晩愛想をつかされますよ(重ねて煽らせていただいております)。
※この記事にも「ネタバレあり」つけています。ご注意ください
というか、Yahoo! Japanさん。
私のようにまだ、いわゆる「ポータルサイト」的に使っている人もたくさんいるわけなんですから、ここで時代を変えていきましょうよ。
この世の中には、今までのような、スポーツ新聞的結果先行の煽り方が好きな人もいるのでしょう。
ですが、どうですか。Yahooアカウントと連携させて、個々人のプレファレンス設定でこういう大会ものの結果を伏せ字にする機能を選択できるようにしてくれたら、私はとても喜ぶのですが。
たとえば、結果を伏せ字にする機能をオンにした場合、
というような、人の生活における価値観(そんなのが小さな幸せなんだよ、ばかやろー!)を大切にせず、人の神経を逆撫でしていくニュースタイトルが、
「キングオブコント●●●●●●」
というように表記されるというのはどうでしょうか?
雇ってもらえれば、それを手作業で設定していくつまらない仕事を、世のため人のため、チマチマ進めていくことを担当することもやぶさかではないですが。
冷たい風と霧が、山脈割れ目の金門からなだれ込む構造
現在、学校の宿題で、夏が寒いサンフランシスコのおかしな気候の原因を探っています。
調べた限りのところで、ざーーーーっくりまとめると、こういうことだろうと考えています。
The reasons why it gets cold in summer are: (i) the jet stream brings storms from Alaska to California; (ii) fog is generated by cooler sea surfaces due to the cold upwelling made by water current; and (iii) cold wind and fog come through the Golden Gate and San Francisco Bay, the most pronounced and the only sea-level opening in the Coast Range.
これはまだ書き途中のエッセイからの引用ですが、
- アラスカからジェットストリームが流れ込んでいること
- 海流によって作られる(冷水の湧昇によって生じる)冷たい海面が霧を作ること
- ゴールデンゲートのところが海岸山脈の割れ目になっていて、冷たい風と霧とが一挙に侵入する構造になっていること
ということじゃないかとまとめました。
太平洋高気圧の動きとかはよく理解できていないのですが、ひとつめ、ふたつめのポイントに関わってくるのだろうというところで暫定的に着地させてあります。
期限までに、先に進めないといけませんので(言い訳しております)。
参考(これをつまみ読みして済ませていますが、全部読んだらもっといいのでしょう):
俳句は外で詠むものなんだろうか
近所のご夫婦と宅飲みして遅くなったので、今日は散歩の途中で「ああ、俳句はやっぱり外へ出て詠まなきゃいかんよな〜」と思いながら作った俳句ブルドーザーの軌跡を残して就寝します。
いや、もっとこの書く作業に当てる時間を長くしたいわけなのですが。
失敗続きです。では。
宙見れば 春のシドニー 偲ばせる
行く先は 心の離岸 舟を漕ぐ
漂着の 街にはやはり みずうみが
肌寒き 南西歩む 秋の暮れ
仮題「領事館」・書き足し
うまくいかなかったけど、ともかく少し書き足しました。
案内人の設定を変えるところに可能性があるのと、女性職員との会話が肝になっていくでしょう。
ひとまずもっと、自分が楽しめるほうへ持っていけたらと考えています。
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「もしかして、領事館をお探しですか?」
パスポートの更新のために、久しぶりに街の中心部まで出てきたら、見事に道に迷ってしまった。領事館の住所を確認しようと検索してみたが、ネットがなかなか繋がらず、ウロウロウロウロうろたえていたところ、見知らぬ男に声をかけられた。
「そうなんです。たしか、この辺だったと思ったんですけど……」
記憶とマッチしない風景を見回しながら返答し、男のほうに視線を向けた。
日本語を流暢に喋る、背の低いアジア人だ。髪は横分けで大きめのメガネを掛けている。小ぎれいにしているが、茶色いジャケットは古びていて積年の匂いが染み込んでいそうに見える。あまり偏見は持ちたくないんだが、胡散臭さが拭えない。
「領事館は、最近移動したんですよ。ほら、この辺は土地開発が盛んだから」
その言葉どおり、あたり一帯は、二年前と同じように、あちこちで大掛かりな工事が進められていた。いつ弾けるともわからないバブル景気の中、新興企業が自分たちの現在価値を誇示しようと、競い合うように風変わりなビルを建てている。
「ちょっと向こうになりますよ」
男はそれが自分の仕事であるとでも言わんばかりに、隙のない流れで移転先までの道案内を買ってでた。私は、見知らぬおじさんと街を散歩する趣味はないので、とても断りたかったのだが、領事館に行く必要はあるし、彼の親切を断るということが、彼の文化においてどれほどの失礼にあたるのか計り知れなかったので、「わざわざ、そんなことまでしていただいて、すいませんね。ありがとうございます」とお礼を多めに言いながら、彼の道案内を受け入れることにした。
新しい領事館までは、想像以上に遠かった。こんなに歩くなら、バスかタクシーを使いたかった。途中で「あとどれくらい歩くんですか?」などと質問もしたのだが、親切おじさんは不器用で、歩き出すとあまり喋らなくなるみたいだった。横断歩道で信号待ちをしているときに、「なに、もうあと数ブロックですよ」と言ってから、さらに20ブロックほど歩かされた。計算も得意じゃないみたいだ。
その日は暑くも寒くもない一日だった。私は白いティーシャツの上に紺色のジャケットを羽織っていた。20分近く歩いて日陰になったところで、シャツの下でじわっと汗が滲み出てくるのが感じられた。ジャケットを脱いで腕に掛けると、いい風が吹いた。気持ちいい。もっと早くそうしていればよかったな。
そうこうしていると、新しい領事館に到着した。いや、その移転先はまったく新しくなかった。開発競争の激しい市内では、有数の古さを誇るビルだろうと思われた。
「ここ、ですか?」
「はい。こちらの6階です」
ロビー周辺には、日本領事館が入っていることを示す看板らしきものは見当たらなかった。
「エレベーターは奥にあります。では、私はここで」
「あ、ありがとうございました」
エレベーターのほうを目で探っていたら、気付いたときにはもう男の姿は見えなくなっていた。お礼の言葉は届いただろうか。
* * *
古ぼけたエレベーターで6階に上がると、領事館は目の前にあった。扉が開いていたので、「日本国総領事館」と書かれた立派なプレートの脇を通って迷うことなく入っていったが、同じ階には他にもいくつか部屋があるようでもあった。
入り口には、番号札の発券機がふたつ並べられており、私はパスポート関連のほうの番号札をとって窓口に向かって並べられている椅子に座った。番号は83番だった。タイミングがよかったのか、待合スペースはガランとしている。すぐに呼ばれるだろうと思ったが、手持ち無沙汰なのでケータイを引っ張り出し、無料Wifiがないかどうか確認してみた。「Consulate-General of Japan」という仰々しい名前のWifiは見つけられたが、一般には解放されておらず、利用できなかった。
窓口は三つ開いていて、ひとつは日本へ行く非日本人のための窓口で、残りのふたつが日本人のための窓口という割り振りになっていた。私より後からやってきた白人の決してガラのいいとは言えない男性が、私より先に窓口にたどり着いたということがあって、そのシステムに気が付いた。別に急ぐ理由もないくせに、心が狭い。
外国人用の窓口は年のいった男性職員が対応し、日本人用の窓口は複数の女性職員が交代で対応しているようだった。その何人かいる女性職員のうちの一人が、そういう場所では珍しく年の若い人で、せっかくだったらこの人に担当してもらいたいという下心を働かせてバレないように見ていたら、どうも以前、何かの飲み会で声をかけたことがある女性であることにハッと気付いた。そうか、そういえば、領事館の現地職員として働いているということを言っていたっけ。そのときは、私はホロ酔い気分でなんとなく好意を寄せはじめていたのだけど、相手がつっけんどんで、まったく相手にしてもらえなかったような記憶がある。向こうが覚えているかどうかわからないが、なんとなく気まずい。担当、してもらわなくてかまいません。
三、四人はいたと思った女性職員が、気がつけば二人体制になっていた。飲み会で出会ったことのある女性か、50代ぐらいの少し年配の女性か。